初めてのネット販売どう始める?minne、メルカリ、Base、Stores.jp

初めてのネット販売どう始める?minne、メルカリ、Base、Stores.jp

ハンドメイド作家さんから、いただいたご質問です。

「インターネットを使って作品を売っていきたいけど、何からはじめればいいですか。ホームページをイチから作ったほうがいいでしょうか?」

ネットで手軽に作品を売るというと、10年前ならヤフオクでという人も多かったですが、
スマホアプリの登場で変わりましたね。今はメルカリやminneといったマーケットプレイス(アプリ)で販売を始める人が多い印象です。もうちょっと本格的にネットショップをオープンできるサービスも、いろいろ出ています。

・minneやメルカリで売るのと、ネットショップを構えるのと、どう違うの?
・どの選択が最良?(どうすれば売れる?)

↑これから販売を初める方が気になるのは、こういう点かなと思います。

 

ネット販売初心者はどんなネットショップを目指せばいいか。

 

既存のサービスの中で、どれを選べばいいんでしょう。
有料、無料のいろいろなサービスのなかから、どれかを選ぶ基準のひとつとして、まずは「利用者が多いこと」って大事かな、とわたしは思います。

利用者が多いところは、数ある同じようなサービスのなかで「勝ち残ってきた」理由がある、つまりユーザーが使いやすい、わかりやすいなど、メリットがあり優れている可能性が高いです。
ということは、サービス自体が「今後もつぶれにくい」ということでもあります。
LINEがはじめたLINEMALL(ラインモール)というメルカリみたいなサービスがありましたが、あっというまに終了しましたよ。

マーケットプレイスだったら利用者が多いほうが、市場が大きい、買い手が多いということも利点。
もひとつ言うと、利用者が多い=サービスに関する情報も多いので、わからないことを周りの人に聞くことができたり、調べると答えが見つかりやすかったり、というのもあります。

商品が売れる前からコストをかけすぎるのも、管理が大変すぎるのも現実的ではないので、高額なサービスや専門知識が要るものは今回は選択肢からはずしました。
利用者数で考えて、1番手や2番手で、なおかつ初心者向けの「かんたん」「低コスト」なサービスを中心に

・メルカリやminne、Creemaなどの販売サービスアプリを利用(マーケットプレイス)
→取引がかんたん、手軽、手数料は高め

 ・自分のネットショップを作成してみる
→無料でできるものもあって、
マーケットアプリよりは手数料が安い

この2つに分けてお伝えします。(ざっくり調べたので、間違ってる箇所あったらおしえてください…)

ハンドメイド・クラフト作家さん以外にも、雑貨やさん、農家さん、食品の通販など、小規模なネットショップをやってみたい方にも活かしていただけたら、うれしーです!

 

お手軽アプリで売る minne、Creema、メルカリ

 

minne(ミンネ)



アプリダウンロード数800万
登録料・利用料 無料
販売手数料 一律10%

売上金の振込手数料
1回:172円

決済方法
コンビニ支払い
代引き
ゆうちょで支払い
銀行で支払い
クレジットカード決済
Apple Pay
auかんたん決済
dケータイ払いプラス(ドコモ)

発送方法
指定なし
らくらくミンネコパック
・ネコポス
・宅急便コンパクト
定形郵便・定形外郵便
ゆうメール
スマートレター
レターパック
クリックポスト
ゆうパケット
宅急便
クール便
その他

国内最大ハンドメイドマーケット、minneの特徴
後発サービスながら、国内1位のハンドメイドマーケットになったミンネ。
CMもやっていたりで知名度が上がりました。
Creemaと比べるとすこーし、年齢層が若め。

らくらくミンネコパックという、オリジナルの発送方法を選べます。
送料が全国一律で宛名書き不要、オリジナルのおしゃれな梱包資材を使えるなど、便利。

↓いろいろな関連書籍が出ていて、初心者でも敷居が低い雰囲気です。

アプリ累計DL数500万
登録料・利用料 無料
販売手数料8〜12%
3ヶ月の売上金額合計が
9万円未満は12%(税別)
9万円以上で9.5%(税別)
21万円以上で8%(税別)

海外販売手数料は
決済総額の一律16%+1取引あたり40円
フード販売手数料は
決済総額の一律14%+1取引あたり40円

売上金の振込手数料
ジャパンネット銀行:54円
その他の銀行:172円
合計金額3万円以上だと270円

決済方法
コンビニ支払い
銀行で支払い
クレジットカード決済
auかんたん決済
dケータイ払いプラス(ドコモ)
ソフトバンクまとめて支払い

発送方法
定形郵便
定形外郵便
ゆうメール
レターパックライト
レターパックプラス
クリックポスト
スマートレター
ゆうパケット
ゆうパック
宅急便(ヤマト)
宅配便(佐川)
クール便
指定無し
海外発送(EMS/国際eパケット/国際小包)
着払い

なんとなく高品質な雰囲気のCreema
ミンネと比べてちょっとだけ高級感、高品質な雰囲気の作品が多いです。
ネット販売だけでなくリアルショップがあったり、イベントの開催にも注力していたり
海外販売もできるところがminneと違うかなと思います。

 

メルカリ

アプリダウンロード数 1億
登録料・利用料 無料
販売手数料 一律10%
売上金の振込手数料
振込申請金額が10,000円以上なら無料。
10,000円未満の場合、210円。

決済方法
コンビニ支払い
銀行で支払い
クレジットカード決済
auかんたん決済
dケータイ払いプラス(ドコモ)
ソフトバンクまとめて支払い
ATM(ペイジー)
売上金を使用
ポイントを使用
クーポンを使用
メルカリ月イチ払い

発送方法
らくらくメルカリ便
・ネコポス
・宅急便コンパクト
・宅急便
ゆうゆうメルカリ便
・ゆうパケット
・ゆうパック
大型らくらくメルカリ便
未定
クロネコヤマト
普通郵便(定型、定形外)
ゆうメール
レターパック
クリックポスト

国内最大フリマアプリ、メルカリ
minneやCreemaは「ハンドメイドに特化したマーケット」、メルカリは「フリマ」。ハンドメイド品も既製品も、リサイクル品も新品も、なんでもかんでも売られています。ユーザーがとにかく多いので売買もスピードが早い。ただし「ハンドメイド好きの人が見ている」というわけではないので、作家としてファンになってもらう、というような要素は低めです。

そのほかのマーケットプレイス

上記3つの大手と比べると利用者が少ないものの、ほかにもハンドメイド系マーケットプレイスがあるので、少しだけですが紹介します。

 

iichi(いいち)渋い。職人。高級感。

 

tetote(てとて)おかあちゃんっぽい。

 

ココナラハンドメイド 2017年3月新規参入

 

Esty(エッツィー)世界の老舗。そこはアメリカ。

 

minne、Creema、メルカリ。主要マーケットプレイスのメリット・デメリット

minneやCreema、メルカリの大きなメリットをサクッとまとめると

・かんたん、便利
・ユーザーが多い=「すでにお客さんがいる」ところ

スマホさえあれば出品・販売ができるので、手軽ですよね。
そして「利用している人が多い=すでにお客さんとなる人がいるところ」に出店するので、いきなり自分でネットショップオープンするよりも、たくさんの人目にふれる→売れる可能性は高くなると思います。

デメリットは
・その分手数料がお高め。
・ライバルもいる。

便利なサービスである分、手数料はしっかりめ。販売価格の10%くらいかかります。後述しますが、自分でネットショップを解説する場合、決済手数料はもう少しお安いです。

リアルの店舗に出店することと比べると、10%が高いとは言えないんですけどね。デパートの一角だったら20%+出店料とか、かかるらしい!ちりも積もれば山となるので、手数料や配送料、振込手数料のことも頭においておきましょう。

デメリットとは言えないかもしませんが、ハンドメイドで同じような商品を出している人が、マーケットプレイス内にたくさんいます。価格や品質で比較されたりも、もちろんあると思うので
自分の作品ならではの良さを、しっかり見せていく必要がありますね。

 

無料でネットショップをオープン。BASEとStores.jpざくっと比較

minneやCreema、メルカリは「モールの棚に自分の作品を置かせてもらう」イメージ、ネットショップは「独立した場所に、自分の店をかまえる!」方式…いや、正確には、ショップサービスをレンタルするので「賃貸で店を開く」感じかも。

無料でネットショップがはじめられる、有名サービスが2つあります。

BASE(ベイス)

ショップ数:40万以上
登録料・利用料 無料(有料オプションあり)

無料のデザインテーマ数
11種類
無料で登録できる商品数
無制限
決済手数料:3.6%+40円
サービス手数料:3%
売上金の振込手数料

一律250円
売上金振込の事務手数料
・2万円未満の場合:500円
・2万円以上の場合:0円
商品1点につき掲載できる画像
20枚
決済方法
クレジットカード決済
コンビニ決済・Pay-easy
銀行振込
後払い決済
ドコモ ケータイ払い
au かんたん決済/au WALLET
ソフトバンクまとめて支払い
ワイモバイルまとめて支払い

 

Stores.jp

ショップ数:70万以上
登録料・利用料 無料(有料プランあり)

無料のデザインテーマ数
9種類
無料プランで登録できる商品数
5点まで(※有料プランで無制限)
決済手数料:5%
売上金の振込手数料
一律250円
売上金が翌日もらえる機能「スピードキャッシュ」の場合
振込手数料3.5%
商品1点につき掲載できる画像
4枚(※有料プランで15枚)

決済方法
クレジットカード決済
コンビニ決済
翌月後払い
PayPal
銀行振込
外部決済
ドコモ ケータイ払い
auかんたん決済
ソフトバンクまとめて支払い
楽天ペイ
代金引換※有料プラン
Amazon Pay※有料プラン

おしゃれなネットショップを無料でオープン!

BASEとStores.jp。
どちらもおしゃれなネットショップが超かんたんにできて、
スマホ対応で、海外販売にも対応していて、
ダウンロード販売もできて、定期購入なんかもできて…

いつも比較されているライバル同士なので、長年、お互いシノギを削りすぎて、サービスがどんどん充実しています。無料プランでいろいろなことが出来て、ショップ出店者にとってはうれしい状態。(機能が多すぎて、書ききれませんでした。。。)

BASEは出品数が無制限、Stores.jpは無料プランだと出品数5点まで!という制限があるものの、商品数が少ないお店にとっては問題ないのかも。

無料ではじめられるBASEとStores.jp、有料サービスの違い

BASEは基本、無料プランだけがあり、欲しい機能(有料も無料もあり)を自分で選んで、追加していくスタイルです。

BASEの追加機能のなかには、独自ドメインに対応(独自ドメイン自体は別会社で契約など自分で用意する必要があります)。なんていうのもあるけど、商品写真をプロが撮影してくれる!(月1回、商品10個まで)なんていう、とんでもないサービスがありますよ。

ちなみに、この撮影サービスはもともとStores.jpではじまったものでしたが、後追いでBASEも同サービスを開始、やがてStores.jpでは「やめます…」って廃止されました。力尽きた?シノギをけずりすぎの両者。

機能を選んで追加するBASEに対して、Stores.jpは、月額980円のプランにすると、たくさんの機能が使い放題に。独自ドメインももらえます。

minneやメルカリよりも決済手数料が安い。集客はより工夫が必要。

BASEはずっと、決済手数料が3.6%+40円で利用ができたのですが、2017年9月から+3%が加算されるように!!これはちょっとStores.jp(手数料5%)が有利になったかもしれない。どうなんでしょう。

minneやメルカリの10%に比べて格安な決済手数料。そのかわり、マーケットプレイスのように「買いたい人が集まっている」わけではないため、自分で集客しないと、誰も来ません。^^ SNSなど別媒体と連携させて、人の流れを作ること、必須!です。

BASEとStores.jp、結局どっちがいいの?!

ここまで書いて来たけど、どっちがいいのか・・・
悩む!!^^ どちらも登録は無料なので、登録してみて、実際にさわって選ぶのがいいかもしれない・・・ですが、あえておすすめするとしたら、ざっくりとこんな感じです。

BASE無料プラン…
商品数が多い人、無料で使いたい人
商品撮影サービスに惹かれる人
必要な機能を選んで追加したい人
安価に独自ドメインのサイトを持ちたい人におすすめ

Stores.jp無料プラン…
商品数が少なくて、無料で使いたい人
手数料が少しでも安い方がいい人
Paypal決済を使いたい人におすすめ

Stores.jp有料プラン(月980円、初月無料おためしあり)…
低価格で本格ネットショップを持ちたい人
代引き決済や、Amazonpayを使いたい人、
独自ドメインのサイトを持ちたい人におすすめ

もっと本格ネットショップを目指すなら

さらに、本格的なショップ運営をしていくなら、有料のショップ作成サービスにシフトすると良さそうです。

カラーミーショップ

初期費用3,240円、月額900円から利用できるサービスで、GMOペパボ株式会社が昔からやっている老舗。販売手数料は0円ですが、決済手数料はかかります(クレジットカードで4%〜)。売上金売込み時の振り込み手数料はかかりません。ショップデザインもテンプレートから選ぶことができます。わからないことは電話サポートで聞けたりなど、親切!!

GMOペパボのホームページ作成サービス、Goopeやロリポップを別途契約していると、オプションとしてカラーミーショップの機能を一部使えたりします→カラーミーforグーペ(カラーミーforロリポップの方はいま受付停止中)。ホームページ+ネットショップどちらも欲しい方にはよいかもです。

「売れるお店」を目指すために大切なことは何でしょう

minneやCreema、メルカリでもBASEでもStores.jpでも、どんなネットショップをオープンしても商品を置いただけでは、なかなか売れませぬ!!^^
まずはお店や商品の存在を知ってもらうことが第一なので、SNSとの連携だけでなく、工夫して宣伝して、認知を広げていってください。

売れている人を研究しよう。ネット通販未経験の人はまずは買ってみよう

「うまくいっている人は何をしているか?」「売れているお店は何をしているか?」を観察すると、いろんなことが見えてきます!

そしてね、もしネット通販未経験だよ!という人がいましたら、いろんなネット通販での買い物を体験してみてください。自分のお店を開く前に。ヤフオクやメルカリで、個人の方からお買い物をするだけでも、本当に丁寧で親切な出品者が多いです。日本人全体のホスピタリティーの高さに驚かされます(そうじゃない人もたまにいますが)。

集客の仕方、写真や文章での見せ方、価格。売り方。注文から発送の流れ、送料や発送方法、梱包、アフターフォローも。どんなことをしているか?細かく、細か〜く、観察してみてくださいね!そしてすてきなエッセンスをどんどん吸収しましょう!!!

 

写真が超大事。

実際に手にとってみることができないネット通販で、
商品の魅力を伝えるためには写真が大事!超大事!
最初から高いカメラじゃなくてもいいです、スマホでもけっこうきれいに撮れるから。

初めての人が、雑貨などの小物をキレイに撮る超かんたんなコツ↓

①照明じゃなく、自然光のあたる明るい場所で
午前中の自然光は柔らかく、午後の光はギラギラしがちなのでレースのカーテン越しとかが良いです

②いろんな角度、距離で何枚も撮ってみていいのを選ぶ

③明るさと、ピントが合っているかに注意

④明るさ、角度はあとで調整できます。スマホでもできます。

お客さんの立場で考えてみましょう。商品の全体、デティールや質感、素材感、使用した時のイメージ、身につけるものであれば身につけた時の大きさや印象、を知りたいですよね。

文章で説明するよりも、写真で見てもらったほうが、一瞬でたくさんのことを伝えられます。実際に手にとることのできないネット通販だからこそ!写真で伝えることにこだわりましょう。

くわしくはこういう本が本屋さんにあるから!読んだら解決します!!^^↓

 

複数サイトで売るのはどう?

1つのサイト(ショップ)だけではなくて、minne、creema、自分のショップと複数サイトで販売している作家さんも多いようです。販売窓口が増えて、それだけ人目にたくさん触れるようになるメリットがありますよね。ただし、一点ものの商品があちこちのサイトで同時に売れてしまった、なんていう時は困ります。在庫管理にはご注意を。

まとめ

・メルカリやminne、Creemaなどの販売サービスアプリを利用(マーケットプレイス)
→取引がかんたん、手軽、その分手数料は高め。お客さんも売り手も多い。

 ・BaseやStores.jpなどで自分のネットショップを作成してみる
→無料でできるものもあって、
マーケットアプリよりは手数料が安い。集客するための工夫が必要。

・売れるお店を目指すためにできること
→ほかのお店や人気作家さんを見て学ぶ
→ハンドメイド通販に関連した書籍を読んで学ぶ
→写真にこだわる
→ブログやSNSなどほかの媒体とショップをつなげて、人を呼び込む工夫をする
→自分の作品、お店ならではの良さを出して〈お客様にファンになってもらう〉工夫をする

・・・で、あれこれ書いて来ました、が

長い間あーしよーこーしよー考えて考えて…考えすぎずに、
サクッと準備をして まずは売ってみる!ことをおすすめします^^
実際にお客様とやりとりをして、商品を発送して…というやりとりの中から「ここはこうしたほうが良さそう」というのがどんどん見えて来ます。はじめてみないと、見えてこないものがいっぱいあるんです。 人気のお店やハンドメイド作家さんも、みんなそこからスタートしているはず。

まずは売ってみる。改善はやりながら、後からどんどんできる!
という気持ちで、ドーンとやってみてくださいませー^^